
管理栄養士が語る、今まで何度もダイエットに失敗してきた理由はここにあった

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第3話 粘土は水に溶ける?
いきなり「粘土が水に溶ける」といわれとも分からない人がほとんどでしょう。
物が水に溶けるということは、「ある物質の分子が液体中に均一に拡散すること」と言うことで
す。粘土は多くの分子が集まった高分子の一種であるため、分子一つ一つまでばらばらにはなりませんが、水の中で均一に拡散しその水は透明(半透明)になります。
粘土はシート状(板状)の結晶が数多く積み重なった層状構造と呼ばれる構造をしています。これは、紙を束にして置いてあるようなイメージをしてもらえば分かると思います。このような構造をとっている粘土を水の中に入れると、層と層の間に水が入り込んでいって層と層の距離を広げます。水が多く入っていくと最後には層を重ねている力が保てなくなり、一枚一枚のシートが剥がれて水の中に広がっていきます。この減少を剥離と言います。ちょうど紙の束を空に放り投げて、紙がばらばらに飛んでいくようなイメージです。一枚一枚のシートは非常に薄いため目で見ることができません。この為、水に入れた粘土は目に見えない半透明となり、粘土が水に溶けたように見えるのです。ある意味では、水に溶けたといっても間違いではないでしょう。
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第4話 食べる粘土? 〜粘土とスイーツの関係〜
〜はじめに〜
ホームページを通して知り合った知人に、「粘土とスイーツは何か関係があるの?」という質問をされたので調べてみました。粘土といったらやっぱり初めに頭に浮かぶのは陶器ですから、「ケーキに合う器」とか、「虎屋の羊かんにあうお皿」なんて言うのを教えるのは簡単でしょうが、私にはそんなセンスはありません(苦笑)。また第二話でお話したように、包装用紙のビニールやプラスチック・紙なんかにも入っているものがありますが、それじゃ面白くない。そこで、本気で「食べる粘土」を探してみました。
〜粘土と食品〜
きちんと処理のされた粘土は化粧品や医薬品にも使われるなど食べても害はなく、食品添加物に指定されているものもあります(道端の土とは違うから良い子のみんなは土や砂を食べちゃ駄目だよ!)。そのような理由から、赤ちゃんが食べてしまっても安全であるので、子供用のおもちゃなどや、ドッグフード(胃腸の調子を整え、排泄を順調にする)などには使われています。
「食品添加物に使われているぐらいだから食べもんにも入ってるだろう。」ぐらいの軽い気持ちで調べ初めたら見事にありません。結論から言うと、「食べてもいいよ(食品添加物指定)」と「食べることをお勧めします(美味しい食べ物)」は違うということ。当たり前です。粘土を好んで食べたいと思う人なんていないだろうし、逆に粘土が入ってるって聞いたら、「食べて大丈夫なの?美味しくなさそう?」なんて悪いイメージを持つ人も多いと思います。
〜発見!〜
そこで、調査の方向性を変えてみました。粘土は医薬品に使われているように、その吸着力から人体の老廃物(体の中のゴミ)を排泄することができます。そこで、健康食品になら使われているんじゃないかと思い探しました。
そこで発見したのがこれ、インディアンクレイフーズです。
この商品について調べてみると非常に興味がそそられます。雑誌やテレビなどで紹介されたこともあり、なかなか人気のある商品のようです(商品名で検索してもらえば色々なショップで購入することができます。興味のある方は是非)。メキシカンアエロコーポレーションという会社の製品ですが、確かに粘土を食べるのです!!
因みに成分は、
・でん粉分解物(でん粉をデキストリンや麦芽糖などに分解したもの。炭水化物)
・サイリウム(プランタゴ・オバタ(オオバコの一種)という植物から得られる食物繊維)
・クエン酸(レモンなどに多く含まれる成分。爽快な酸味があり、清涼飲料水などに使われる)
・ハイビスカス抽出物(ハワイのイメージが強い花)
・ベントナイト(これが粘土)
・オリゴ糖(ショ糖・麦芽糖など砂糖の仲間)
・ローズヒップ抽出物(南米やヨーロッパに多く生息している野バラの一種)
・アロエベラ抽出物(真実のアロエを意味し、アミノ酸・ビタミン・ミネラル類を多種含む野菜)
・卵殻カルシウム(卵の殻の主成分はカルシウムです)
・アスパルテーム(人口甘味料)
・ビタミン(A・B1・B2・B6・C・E)
となっています。この成分を分かり易く言い換えると、「ジャガイモやとうもろこしで作った団子に、健康に良い野菜と卵の殻と香料と甘味を加えて粘土を混ぜ込んだもの」という表現が近いでしょうか(かなりデフォルメしていて正確な表現ではありません。御注意を)。この製品の特徴は以下のように紹介されています。
「インディアンクレイにハイビスカス、ローズヒップなど、天然ハーブと各種ビタミン類などを加えたダイエット用の飲む粘土です。おなかをスッキリさせるだけでなく、肌荒れやイライラも防ぐので、健康的にダイエット出来ます。甘酸っぱく、飲みやすい味です。」
「インディアクレイフーズは、インディアン伝授の粘土を精製した粘土を配合した健康食品です。ハーブの爽やかな酸味です。食物繊維やビタミンも配合してあり、バランスのよい食生活に役立ちます。粉末状なので、水にといてジュースのようにお召し上がりください。」
どうやらダイエット食品・健康食品のようです。確かに粘土の吸着性によっておなかの調子を整え、排泄を順調にするためにするため、健康にはいいと思います。
因みに飲み方は、
1)コップにインディアンクレイフーズ1袋(7g)とリボネイド酢 スティック(セットで売られている健康食品)を1本を入れます。
2)約180〜200ccのミネラルウォーターを注ぎ、よく混ぜてお召し上がりください。

と、非常に簡単。これなら続けられそうです。
〜結論〜
さて長々と書いてきましたが、本日の結論。
「粘土とスイーツの関係、それはスイーツを食べ過ぎて太りそうになったら粘土を飲んでダイエット!」
ということです(笑)。
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第5話 陶芸用の粘土とは?
第一話でお話したように、粘土のもっとも基本的な性質に「焼くと固まる」と「水を加えると粘り気が出る」の二つがあります。この性質があるからこそ、粘土は昔から焼き物の材料として用いられてきました。先ず「粘り気が出る」性質があるからこそ粘土はそれぞれの焼き物の形を作ることができ(このような性質を可塑性という)、「焼き固まる」性質があるからこそ焼いた後に硬い陶器になります。
このような粘土の性質は粘土の成分によって変わるために、粘土の産地(種類)によって「焼き物作りに向く粘土・向かない土」や「焼き上がりの色・質感」といった違いが生じます。粘土は地球の地中活動・火山活動によって生まれた岩石が雨風にさらされて生まれるものなので、場所によってその成分が異なるのです(専門的な分析をすると、同じ鉱山から取れた粘土も少し離れた場所で取れただけで組成・構造などが異なることが簡単に分かります)。
陶芸に用いられている粘土を色々調べてみると、同じような成分・組成をしていることが分かりました。大雑把に言うと、粘土中に粘土分(粘土鉱物分)が40%、長石分が20%、珪砂分が40%程度入っています。
粘土(粘土鉱物)プロの陶芸家や、本格的に陶芸を行っている方は実際に自然にある粘土を使われているでしょうが、趣味の陶芸や陶芸教室などで使われる粘土は違います。私の陶芸の先生に教えていただいたのですが、一部を除き、市販されている粘土は自然にある粘土の成分・組成を調べ、それと同じになるように各成分をブレンドしたものだそうです。陶芸教室で使われる粘土や市販されている趣味で使う粘土に「信楽土」が多く使われているのは、信楽土の成分がブレンドし易いからです。
陶芸用に用いられる粘土には、主にカオリンが用いられます。カオリンという名は中国の景徳鎮で使われていた粘土が高嶺(カオリン)で取れていたことに由来します。純度の高いカオリンは鉄分が少ないために、焼き上がりが白くなります。耐熱温度が高いのも特徴的です。
長石
粘土だけを焼いてもなかなか焼き固まりません。そこで低い温度で粘土を焼き固めるためにカリ長石、ソーダ長石などの長石を融剤として用います。粘土は1000〜1500℃という高温でも融けることはありませんが、長石は比較的低い温度で融解し粘度の高いガラスになります。このガラス質が粘土の粒子をつなぎ止め、焼き固まらせる働きをします。表面に光沢・滑らかさを出すための釉薬にも長石が入っています。つまり、陶器表面の質感・肌触りなどは「色つきガラス」によるものだと言えます。
珪砂
粘土は水を多く含むため(粘土の粒子の隙間だけでなく、粒子の中にも多くの水を含む)、それだけを乾燥・焼成すると大きく縮んでしまい、ひびや亀裂が入ってしまいます。そこで粘土の吸水量を程々にし、乾燥・焼成後の収縮を抑えるために珪砂を加えます。珪鎖の主成分はSiO2(シリカ)で、ガラスと同じようなもの考えていただければよいかと思います。
その他
上の三つが陶芸用粘土の主成分ですが、他にも様々なものが微量混在しており、それらが焼きあがりに大きな影響を与えています。特に鉄分は焼き上がりの色に変化を与えます。鉄分が多いと赤色が強くなり、鉄分が少ないと白色になります。このほかにもチタン・カルシウム・ナトリウムなどが入っており、主成分の組成比と、これら微量成分の種類・量によって焼き物の色・硬さ・質感といった様々な性質が変わります。

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