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蛍石フローライト


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サイズ:【左】25×25×25 (mm), 【右】23×23×23 (mm)

データ
洋名:フローライト(fluorite)
和名:蛍石(ほたるいし)
組成:CaF
2(鉄を含む)
結晶系:等軸晶系
硬度:4.0
比重:3.18
屈折率:1.43
産地:Rock Hardein Co, Illinois, アメリカ


 蛍石はフッ化カルシウムの結晶で、写真のように三角形が8枚組み合ったような八面体の形でよく見られます。これは蛍石のへき開性が高いためで、上の2つの蛍石もへき開面にそって割られた物です。蛍石には白、黄、緑、紅、紫、褐色など様々なものがあります。フローライト(Fluorite)という英名はラテン語のfluere(流れるの意)に由来していて、蛍石を加えると鉄などの金属が溶けやすいことからきています。実際に綺麗な鉱物ですが、硬度が低いためアクセサリーなどに使われることは少なく、工業的に製鉄、製鋼、アルミニウム精錬などに用いられることが多い鉱物です。
 また、蛍石は真空紫外から赤外領域までのきわめてすぐれた透過性と波長による適当な屈折率変化をもち耐水性、耐薬品性、耐熱性など、化学的、物理的に安定な結晶として、紫外から赤外までの広範囲な領域でのプリズム、レンズ、ウインドウとして用いられます。特異な光分散をもっているので他の光学材料との組合せにより色消レンズ(アポクロマート)として用いられます。このほか、適当な稀土類元素をドープすることによりレーザー用結晶や、放射線検出結晶として用いられます。


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