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ラピス・ラズリ(瑠璃)


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サイズ:91×37×26 (mm)

データ
洋名:ラピス・ラズリ(lapis lazuli)
和名:瑠璃(るり)
組成:(Na,Ca)8(AlSiO4)6(SO4,S,Cl)2(パイライトなどの不純物を多く含む)
結晶系:等軸晶系(青金石のデータ)
硬度:5.0 〜 5.5(青金石のデータ)
比重:2.40 〜 2.45(青金石のデータ)
屈折率:1.50(青金石のデータ)
産地:バダフシャン、アフガニスタン

 12月の誕生石であるラピスラズリです。ラピスラズリは鉱物ではなく、ラズライト(青金石)という鉱物にパイライト(黄鉄鉱)などの鉱物が混じった石の名前です。写真の石にも金色のパイライトと白い微小なカルサイト(方解石)を見ることができます。この他にソーダライト(方ソーダ石)、アウイン(藍方石)、アフガナイト(アフガン石)などを含みます。上の鉱物学的データは純粋なラズライトのものです。
 ラピスラズリのラピス(Lapis)はラテン語で「石」、ラズリ(Lazuli)は「青」や「空」を意味するペルシャ語の”lazward”が語源でまさに青い石という名前です。産地はこの石も採られたアフガニスタンのバダフシャン地方、シベリア、チリ、アメリカのコロラド州など非常に限られていて、6000年以上昔から採取されていたアフガニスタンのものに比べ、他の産地はここ200年ほどに見つかっています。量、質ともにアフガン産が一番といわれています。
 日本では瑠璃と呼ばれ、古来から群青として顔料に使われてきました。西洋では同じものをウルトラマリン(海の向こうから来た青)と呼びます。アフガンのラピスラズリは西アジア・北部アフリカの古代文明期にはすでに交易で扱われ、洋の東西を問わず装飾品や顔料として重宝されていました。シルクロードを通って中国・日本にも運ばれ、仏教の七宝(金・銀・瑠璃・玻璃・しゃこ・珊瑚・瑪瑙)の一つとされました。真言宗の開祖、空海は瑠璃を守護石としていたそうです。このほか、正倉院の宝物庫には、紺玉帯と呼ばれるラピスラズリで飾られた黒漆塗の牛革製ベルトが収められています。

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