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サイズ:60×43×17 (mm)〔母岩を含む〕
データ
洋名:スピネル(spinel) 和名:尖晶石(せんしょうせき) 宝石名:レッド・スピネル(red
spinel) 組成:MgAl2O4(鉄を含む) 結晶系:等軸晶系 硬度:8.0 比重:3.5 〜
4.1 屈折率:1.72 産地:Mogok (Mandalay N-150km), ミャンマー
スピネルは、アルミナと酸化マグネシウムから成る酸化鉱物です。純粋な結晶は無色透明ですが、鉄、クロム、亜鉛など不純物の影響で、赤、青、黒など、様々な色に変化します。スピネルの結晶は先端が尖った正8面体型をしていることが多く、ラテン語の
Spina
(トゲの意)に由来し名づけられたといわれています。結晶の先が尖って(とがって)いることから和名は尖晶石と名づけられました。
上の写真は鉄を含むことで赤色に発色したレッドスピネルです。白い大理石の母岩とスピネルの赤の対比がとても美しいものです。産地はレッドスピネルの代表的な産地であるミャンマーです。右の写真は左のものの裏側に見えるスピネルです。
レッドスピネルはその美しい赤色からルビーと混同されることが多く、独自の鉱物であることが確認されたのは18世紀後半です。黒太子のルビー(イギリスの大礼用王冠の中心にはめ込まれている石)も、実はスピネルだった、という有名な話があります。結晶の形がはっきりした原石であれば、六方晶のルビーと等軸晶のスピネルを間違えることはないのでしょうが。大きなものが採れない、産出量が少ないといったことからルビーに比べマイナーで価格も安いですが、その美しさでは負けていません。
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